ジョーキング!: 笑えるアメリカンジョーク集

殺し屋

腕利きの殺し屋は、ある男の殺しを依頼された。

まずその男の生活パターンを調べたところ、朝はきっかり7時起床、7時半ジョギング、8時出社、夜7時帰宅というように、時計のように規則正しい生活ぶりだった。

「これならやりやすい。1人になるジョギングのときを狙おう」
そして決行の日。殺し屋は銃を用意してスタンバイしていた。

しかし、7時半を過ぎたというのに男はいっこうに現れない。
5分過ぎ、10分過ぎ·…。8時を過ぎても現れない。

殺し屋はつぶやいた。
「ヤツの身に何もなければいいが…」