アメリカ人、日本人、ロシア人の3人が、一緒にサウナに入っていた。
すると突然どこからか「ピーピー」という音が聞こえてきた。
そしてアメリカ人が右の肘当たりを軽く押すと、その音は止まった。
他の二人が怪訝そうな顔をしてアメリカ人の顔を覗き込むとアメリカ人はこう言った。
「これはポケベルなんだ。肘の皮膚の下に極薄の最新チップが埋め込んであるのさ」
それから数分後、今度は、「プルルル、プルルル」という音が聞こえてきた。
やがて、日本人が手のひらを耳に当てて話し始めた。
他の二人が怪訝そうな顔をして日本人の顔を覗き込むと、日本人はこう言った。
「これは電話なんです。手に世界一小さなチップが埋め込んであるんですよ」
ロシア人は自分が何も持ってないことが悔しくてならなかった。やがて、彼は何かを思いついたらしく、サウナを出てトイレへと入って行った。
しばらくして、ロシア人はサウナに戻ってきた。しかし、お尻にはトイレットペーパーの切れ端がぶら下がっていた。
アメリカ人と日本人はびっくりしてロシア人の顔を覗き込んだ。
ロシア人は言った。
「おお、ファックスを受信したみたいだ」